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広島研修に行ってきました
先日、PLABメンバー14名で広島を訪問し、研修を行いました!
今回の研修の目的は主に二つありました。一つは、広島のNPO法人Peace Culture Village(PCV)との交流です。PCVは、PLABと同じく「MY LIV PROJECT」として、広島でピースダイアログや観光人クエストを実施している団体です。同じような志を持って活動するPCVメンバーとの交流を通じて、PLABメンバーのモチベーションも上がって欲しいと思って計画しました。
もう一つは、PLABメンバー同士の交流です。普段なかなかじっくり聞くことのできない思いの部分をしっかりと聞き、共にこれまでのことを振り返り、どんな未来を作っていきたいか話し合う機会にしたいと思い、そのような時間も研修の中で多く設けました。
一日目は、PCVメンバーから日本語や英語で平和公園周辺を案内してもらいました!普段ピースバディとして長崎の平和公園周辺を案内しているメンバーがほとんどなので、自分のツアーのやり方とPCVメンバーのを見比べて、さまざまな気づきを得ることができました。
その後はPCVのピースバディとPLABメンバー、合わせて約30名で交流会を行いました。6班に分かれ、それぞれ「なぜPLABやPCVに参加するようになったのか」について話していき、そこから疑問に思ったことを聞き合う時間となりました。広島と長崎で、活動している拠点は違いますが、同じような思いを持っているメンバーがとても多いことを知り、長崎以外にも仲間がいることが心強く感じました!
二日目は、PLABメンバーのみで「PLABについてはなそう」というテーマで、PLABで出来て良かったことやこれからこれができたら面白そうと思うことを自由に話し合いました。メンバーそれぞれの興味・関心をもとに出てくるアイディアは面白いものばかりで、これからの活動がさらに楽しみになりました!
午後からは、ハチドリ舎にて原爆投下前の広島の様子を知る広島原爆の被爆者、切明千枝子さんのお話を伺いしました。原爆投下前の広島はどうだったのか。戦争の足音が少しずつ近づいて、人や動物までもが戦争に利用され、生活が蝕まれていく様子を語っていただきました。最後に切明さんが仰った「平和を守ってほしい」という力強い言葉が印象的で、私たちがこの受け取ったバトンを絶やさないようにしようと決意しました。
その後、戦時中に軍服などを作るために建てられた被服支廠を案内してもらいました。切明さんのご実家はこの辺りにあったそうで、お話と照らし合わせながら街を歩くことができました。
三日目は、実際にPCVのピースバディが高校生に対してツアーをやっている様子を見学させてもらいました!広島のピースバディの皆さんの動きを見て、非常に参考になる部分が多く、長崎で行うツアーでもこれから活かしていきたいと思いました!
これからも広島と長崎で連携して、被爆80年の今年、より多くの人に平和について考えてもらえる一年にしていきたいです!!